シンポジウム概要

開催日: 2021年7月9日(金)
開催場所: オンライン開催(Zoom Webinar)

参加申込フォームより事前登録をお願いいたします。
参加者の皆様には、開催前日までに参加方法をメールで送付いたします。前日までに参加方法を記載したメールが届かない場合は、大倉(okura (at) ist.osaka-u.ac.jp)までご連絡ください。
Zoom Webinarの参加方法については、こちらをご参照ください。 
参加対象: IT連携フォーラムOACIS 会員、OACISへの入会を検討する企業・団体の方、
本学学生、大学院情報科学研究科への進学を希望する学生、
その他の参加希望者
主催: IT連携フォーラムOACIS
共催: 大阪大学大学院情報科学研究科
参加費: 無料
参加申込:
参加登録を締め切りました。

シンポジウムプログラム

【シンポジウム】
5G/Beyond 5G
13:25〜17:10
13:25〜13:30
挨拶(テーマ趣旨説明)
13:30~14:20
講演Ⅰ: 5Gの動向とB5G実現に向けた流れ

第5世代携帯電話は2020年に商用化が開始され、現在は、スマートファクトリ、農林水産業での生産物育成、土木建築分野での機器遠隔制御などへの適用が進められている。一方Beyond 5Gの開発も世界的に始められている。本講演では5Gの概要とBeyond 5Gに向けた流れはどのようなものであるかについて説明する。

三瓶 政一 氏
大阪大学 大学院工学研究科 教授 
14:20~15:10
講演Ⅱ: 5Gネットワークのオープン化

5Gではこれまでのセルラーでの利用に加えて工場、医療、教育など様々なユースケースにおける利用が期待されている。このような要望に応えるためには適切な装置を自由に選択し、様々サービスへの拡張性が高いオープンネットワークへの期待が高まっている。本講演では無線アクセスネットワークのオープン化について紹介する。

安部田 貞行 氏
株式会社NTTドコモ 無線アクセス開発部 部長
15:10〜15:25
休憩
15:25~16:15
講演Ⅲ: 「5G」のいま、そして「Beyond 5G」

日本の「5G」は2020年春からスタートしましたが普及はこれからです。一方、2030年代を見据えた「Beyond 5G」に関する取り組みは既に始まっています。本講演では「5G」の現状を概観し、「Beyond 5G」に向けて、産業界、学界、政府は何をすべきか、日本は大きな貢献はできるのか、といった点について議論したいと思います。

翁長 久 氏
総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課 課長
16:15~17:05
講演Ⅳ: Beyond 5G時代のサイバーフィジカルシステムの実現に向けて

Beyond 5G時代の実世界と仮想世界の融合 (Cyber Physical System) の実現に向け、不確実な実世界を高度にデジタル化し仮想世界と融合する基盤となるデジタルツインの実現が求められる。本講演では、脳の認知機構や生物の進化メカニズムの知見を活かしたデジタルツイン・B5Gインフラについて議論する。

下西 英之 氏
大阪大学 大学院情報科学研究科 特任教授 / NEC 主幹研究員
17:05〜17:10
閉会のあいさつ