技術座談会は、OACISの活動の一つとして、特定のテーマをとりあげ、大阪大学情報科学研究科とOACIS参加企業の連携について自由な議論をする場を提供するものです。これまでに50回を超える技術座談会を開催し、産学連携を生み出すきっかけなどの役割を果たしてきました。過去の参加者の声を反映し、今年度より、1つの技術座談会あたりのトピックを1テーマに絞る一方で、講演時間を長く設定することで、より深くより密な議論ができる実効的な会合を目指しています。
今回、第57回技術座談会では、情報システム構成学講座(尾上研究室)により、「スマートエネルギーマネージメント技術」をテーマとした座談会を開催します。興味をお持ちの方々に足を運んでいただき、情報科学技術におけるホットな技術を通して、情報科学研究科とのつながりを深めていただけることを願っております。
講師
内容
スマートエネルギーマネージメント技術
近年、太陽光パネルの普及に伴い再生可能エネルギーの有効活用が注目を浴びています。再生可能エネルギーは自然由来のエネルギーのため化石燃料に依存せずクリーンという利点がありますが、出力が小規模で不安定であることが知られています。本講演では、このような再生可能エネルギーを有効に活用するための技術に着目し、最近の研究動向や研究グループでの取り組みについて紹介します。
開催日時
- 2018年10月30日(火)
- 座談会 15:00〜17:00
- 懇談会 17:00〜18:30
個別の議論の場として懇談会を開催しますので、こちらへのご参加もよろしくお願いします。
開催場所
参加方法
第57回技術座談会は終了しました。
報告書をこちらからご覧になれます。
報告書をこちらからご覧になれます。
運営
主催
共催
問い合わせ先
座談会内容に関する問い合わせ先
大阪大学 大学院情報科学研究科 情報システム工学専攻
谷口 一徹 (i-tanigu)
報告書
開催日 | 2018年10月30日(火) |
開催場所 | 大阪大学中之島センター 講義室302 |
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参加人数 |
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概要 | 第57回技術座談会では情報システム工学専攻の情報システム構成学講座(尾上研)からスマートエネルギーマネージメント技術について紹介した。まず、我が国の電力網の構成について解説し、再生可能エネルギー導入時の課題について解説した。その後、次世代向けの電力システムの基礎検討や離島・漁村向け直流マイクログリッドに関する実証実験の紹介を行った。実証実験ではさまざまな実験を行ったが、実際に構築したマイクログリッドの詳細やさまざまなシミュレーションモデルを構築して行った仮想実験について時間を割いて紹介した。懇親会では、実証実験で構築したマイクログリッドの構成や今後のエネルギーシステムのあり方について議論すると共に、活発な意見交換がなされた。 |

