開催概要
- 開催日:平成30年7月4日(水)
- 会場:大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
- 参加対象:IT連携フォーラムOACIS会員、入会希望会社・団体、本学学生、大学院情報科学研究科への進学を希望する学生、その他の参加希望者
- 参加者数:83名
平成30年度OACIS総会
平成30年度OACIS総会が開催された。総会への参加社数は17社(委任7社を含む)であった。まず、OACISチェアマンの尾上情報科学研究科長によるOACIS紹介があった。その後、幹事の長谷川教授より、総会成立の確認の後、以下が付議され、了承された。
第一号報告(平成29年度活動報告)
第32回シンポジウム(参加者数65名)、第33回シンポジウム(参加者数179名)、技術座談会3回(第54回〜第56回)、Annual Report 2017-2018の刊行、会員数などが報告され、了承された。
第二号報告(平成29年度決算・監査報告)
当期収入2,538,033円、前年度繰越金2,342,638円に対して、当期支出3,105,205円の活動を実施し、次年度繰越金が1,775,466円であることが報告された。監事の富士通株式会社 野田 敬人氏より監査の代理人として委任された同社 浅野 亮氏より支出が適切に処理されていることが報告され、了承された。
第一号議案(監事の変更)
監事の変更が提案され、了承された。
第二号議案(平成30年度活動計画および収支予算)
実効的な会員サービスに向け、平成30年度は、従来からのシンポジウムを継続するとともに、H25年より開始したシンポジウム併設の企業展示と技術座談会をさらに発展させ、実質的な産学連携推進の環境を整える計画であることが報告された。また、当期収入2418033円、当期支出3,118,870円とする予算案が提案され、了承された。
第34回OACISシンポジウム第1部
第1部では、「ICTが拓く未来の交通/自動運転が拓く未来」をテーマに、下記の4件の講演が行われました。
講演Ⅰ「自動運転が拓く未来と課題」
講演者:筑波大学 副学長・理事 稲垣 敏之 氏
講演Ⅱ「伊都キャンパスにおけるスマートモビリティの取組み」
講演者:九州大学 理事・副学長 安浦 寛人 氏
講演Ⅲ「5G/コネクティッド時代に向けたセキュリティ技術」
講演者:株式会社KDDI総合研究所 取締役執行役員 副所長 田中 俊昭 氏
講演Ⅳ「交通システムの高度化を支えるネットワークリソース制御技術」
講演者:大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授 荒川 伸一 氏
第34回OACISシンポジウム第2部
第2部の自由討論会では、OACISチェアマンの尾上情報科学研究科長の挨拶の後、参加者の間で活発な議論が交わされました。
アンケート結果
回収されたアンケートは42件でした。
設問:本シンポジウムをどのようにしてお知りになりましたか(複数回答)
回答 | 数 |
---|---|
IT関連フォーラムOACISからの案内 | 26 |
大阪商工会議所からの案内 | 11 |
IT関連フォーラムOACISのWebページ | 2 |
その他 | 4 |
設問:今回の参加目的は(複数回答)
回答 | 数 |
---|---|
「ICTが拓く未来の交通/自動運転が拓く未来」についての情報収集 | 25 |
講演のテーマや講演者への関心 | 9 |
大阪大学の取り組みへの関心 | 16 |
その他 | 3 |
設問:本シンポジウムにご参加された全体的な印象は
回答 | 数 |
---|---|
大変役に立った | 14 |
役に立った | 24 |
普通 | 3 |
役に立たなかった | 0 |
全く役に立たなかった | 0 |
設問:今後、シンポジウムあるいは技術座談会で聞きたいテーマは
- IoT
- データビリティ・データ分析
- AI
- 環境
- 災害・防災
- 自動運転
- 量子コンピュータ
- スマートシティー
- クラウド
- 衛星通信
- メディア処理
- 医療費削減に対するICTの貢献
- 教育と産業の一元化
- 先端技術の動向、海外の研究動向、融合研究
設問:OACISシンポジウムの東京開催について
回答 | 数 |
---|---|
1年の1度くらいの頻度で開催してもらいたい | 10 |
2年の1度くらいの頻度で開催してもらいたい | 7 |
頻繁に開催してもらいたい | 0 |
特に開催の必要性を感じない | 11 |
アンケートの中から自由意見をいくつかご紹介します
- 他大学の先生方のお話を聞くことができて有意義でした
- ロボットタクシーの実現で一般車両の新車生産台数が半減するのは本当でしょうか