IT連携フォーラムOACIS

第19回技術座談会開催のご案内
「マルチメディアコンテンツとヒューマンインタフェース」


 技術座談会は,OACISの活動の一つで,特定のテーマについて議論するもので,2ヶ月に1回程度開催します. 大学側からは1ないし2研究室の研究内容を紹介し,大学と企業の連携について自由な議論をする場です. より議論を深めるため,小規模の参加者で行います.
 第19回技術座談会は,「マルチメディアコンテンツとヒューマンインタフェース」をテーマに開催いたします. 内閣府に設置された総合科学技術会議では,研究開発の4重点課題として,ライフサイエンス,情報通信,環境,ナノテクノロジー・材料が取り上げられ,情報通信に関する具体的研究課題として,ネットワーク高度化,高度コンピューティングとともに,ヒューマンインタフェース技術の重要性が指摘されています. 誰もが高度情報通信社会の恩恵を受けるために,利用者が複雑な操作やストレスを感じることのない,人間中心のヒューマンインタフェースの研究開発が望まれています. 私どもの研究室でも,マルチメディアコンテンツを誰もが簡単に扱うためのヒューマンインタフェース技術,またこれらマルチメディアコンテンツを利用したアプリケーション開発などの研究を進めております. 今回は特に,「実世界指向ユーザインタフェース」と,「マルチメディアコンテンツを用いたコミュニケーション支援技術」についての紹介を中心に行います. これらの技術について,下記に興味のある方の御出席をお願いいたします.
  1. ヒューマンインタフェースの研究動向を知りたい.
  2. 実世界指向ユーザインタフェースの具体的な技術について知りたい.
  3. マルチメディアコンテンツを用いたコミュニケーション支援技術について知りたい.
  4. ヒューマンインタフェース分野での研究開発,ビジネスを展開したい.
  5. 大学で研究し,博士号をとりたい(とらせたい).
講師: 大阪大学 大学院情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 教授 岸野 文郎
大阪大学 大学院情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 助手 伊藤 雄一
(http://www-human.ist.osaka-u.ac.jp/)

内容: 「マルチメディアコンテンツとヒューマンインタフェース」
 画像,音声,映像といったマルチメディアコンテンツは,廉価なPCの普及やPCハードウェアの高機能化,ブロードバンドの普及,記憶媒体の大容量化に伴い,非常に速い速度で一般ユーザに浸透しています. しかし,それらコンテンツを扱う際には,マウスやキーボードといった従来のヒューマンインタフェースを用いるのが主であり,子供やお年寄りといった,PCに関してあまり知識のない方にとっては扱いにくいものでした. そこで,人が日々の生活の中で実物体に対して行うインタラクションを,コンピュータとのインタラクションに取り入れようとする実世界指向ユーザインタフェースの研究が盛んになっています.
 一方で,世界中のどことでも誰とでも,インターネットを介してコミュニケーションすることが可能となり,全く見知らぬ人と,インターネット上で偶発的に出会うという機会も増えています. このような見知らぬ人同士のコミュニケーションをどのようにサポートするのかも一つのトピックとなっています.
 私どもの研究室では,誰もが簡単にマルチメディアコンテンツを扱うためのヒューマンインタフェースの研究やマルチメディアコンテンツを活かしたコミュニケーションを支援する研究を行っております. 本技術座談会では,これらの研究について紹介いたします.
開催日時: 平成17年6月22日(水)
座談会 15:00〜17:00
懇親会 17:00〜18:00
個別の議論の場として簡単な懇親会を開催しますので,こちらへのご参加もよろしく御願いします.
場所: 大阪商工会議所 4階403号 会議室(http://www.osaka.cci.or.jp/Shoukai/Map_Tel/shozaichi.html
(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番8号)
参加対象: IT連携フォーラムOACIS(http://www.oacis.jp/)会員企業・団体に属する方および参加希望企業の方.
 
  
**なお会場の都合上,参加は先着順30名とさせて頂きます.

申し込み方法:
    下記の内容をメールでregistration_zadankaiに送付する.

内容に関する問い合わせ先:
    大阪大学 大学院情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 伊藤 雄一(itoh

-----------第19回技術座談会申し込み様式-------------------------------
第19回技術座談会(「マルチメディアコンテンツとヒューマンインタフェース」

氏名:
会社名:
所属:
住所:
メールアドレス:
電話番号:

参加目的:下記のどれかに○をつけてください(複数可).該当しない場合は( )内に記述して下さい.

  1. ヒューマンインタフェースの研究動向を知りたい.
  2. 実世界指向ユーザインタフェースの具体的な技術について知りたい.
  3. マルチメディアコンテンツを用いたコミュニケーション支援技術について知りたい.
  4. ヒューマンインタフェース分野での研究開発,ビジネスを展開したい.
  5. 大学で研究し,博士号をとりたい(とらせたい).
(参加目的:                               )
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