IT連携フォーラム OACIS

IT連携フォーラムOACIS
第24回シンポジウムプログラム
「ヘルスケアとIT」

シンポジウム概要

開催日: 平成25年7月5日(金)
開催場所: グランフロント大阪 北館 B棟 10階
Room  B01+B02
〒530-0011
大阪市北区大深町3番1号
http://kc-i.jp/access/
参加対象: IT連携フォーラムOACIS 会員及び入会希望会社・団体
その他の参加希望者(ただし席数に限りがあります)
主催: IT連携フォーラムOACIS
共催: 大阪大学大学院情報科学研究科
大阪大学臨床医工学融合研究教育センター
協催: 一般社団法人日本能率協会
参加費: 無料
参加申込書: 会員企業用 参加申込書 XLS版PDF版
入会検討企業(会員外)用 参加申込書 XLS版PDF版
上記の参加申込書に必要事項をご記入の上、2013年7月1日(月)17:00までにメール (registration_symposium24) ないしはFAX (06-4797-2051) で返送願います。
※第24回シンポジウムは終了しました。シンポジウム報告書をこちらからご覧になれます

シンポジウムプログラム

13:00〜
13:25
平成25年度 OACIS総会
【シンポジウム 第1部 】
ヘルスケアとIT
13:30〜
14:30
講演T「「健幸」という新たな社会的価値の創造に向けて」

大阪大学 産学連携本部 副本部長 教授
徳増 有治 氏
14:30〜
15:30
講演U「ライフサイエンス領域における我が国の政策」

大阪大学 医学系研究科(内閣府 健康・医療戦略室)寄附講座 准教授
浅野 武夫 氏
15:30〜
15:50
休憩
15:50〜
16:50
講演V「医療のIT化 −これまでの経緯とこれからのビジョン−」

大阪大学 医学系研究科 医学専攻 教授
松村 泰志 氏
16:50〜
17:50
講演W「地方IT企業の医療分野への取り組み(成功もあれば失敗も)」

株式会社ミウラ 取締役
清水 惠 氏
【シンポジウム 第2部】
自由討論会
18:00〜
20:00
自由討論会

講演概要

少子化、超高齢化社会の到来により、医療機器・ヘルスケア機器の普及が進んでいる。特に、組み込みソフトウェアや通信に関わるヘルスケアテクノロジーに対する関心が高まっている。本シンポジウムでは、ヘルケアに関する国や地域の取り組みについて紹介するとともに、最新のヘルスケアテクノロジーをご紹介する。

講演T「「健幸」という新たな社会的価値の創造に向けて」

大阪大学 産学連携本部 副本部長 教授 徳増 有治 氏

新たな成長戦略の下、大胆な規制緩和や特区の活用等を通じて、政府を挙げて健康長寿(健康寿命延伸)産業の育成に取り組んでいくこととされている。しかし、こうした取組みが国民の健康増進につながっていくためには、提供される製品、サービス等の質的向上のみならず、国民の健康に対する関心や具体的取り組みが自律的に高まっていくことが必要となっている。このため、個人の健康情報の活用を含めた、環境整備のあり方について考える。

講演U「ライフサイエンス領域における我が国の政策」

大阪大学 医学系研究科(内閣府 健康・医療戦略室)寄附講座 准教授 浅野 武夫 氏

政府は、総理の主導のもと「成長戦略」を6月に纏めた。この中でライフサイエンス系、特に健康・医療の領域は「健康・医療戦略」として、前政権時に作成された「医療イノベーション5カ年戦略」を踏襲ならびに発展させ、イノベーションの創成ならびに国際競争力の確保に向けた戦略として再編成した。今後は、この「健康・医療戦略」がベースとなって国の政策が立案/実行されていく。今回は、6月に編成された「健康・医療戦略」の内容について報告を行う。

講演V「医療のIT化 −これまでの経緯とこれからのビジョン−」

大阪大学 医学系研究科 医学専攻 教授 松村 泰志 氏

1980年代より検査依頼用紙や処方箋を電子化する病院が出始め、今日では、全ての伝票、診療録、医用画像を電子化する病院が増えている。これからは、複数の医療施設が連携し、患者の生涯に渡る一連の診療記録を作成しながら医療を進めていく体制を構築すべきと考える。これにより確実な医療が実施できることに加え、重要な臨床研究基盤ができる。これに遺伝子多形情報を組み合わせることにより、テーラーメイド医療への道が開ける。

講演W「地方IT企業の医療分野への取り組み(成功もあれば失敗も)」

株式会社ミウラ 取締役 清水 惠 氏

地方の中小企業でも、色々な大学との連携で、独自性を持った製品つくりが可能となります。弊社でもこれまで大学、医療機関との良いコミュニケーションの中から、開発が成功し、製品化されたものがございます。これらの開発経緯と共に製品を簡単にご紹介いたします。