IT連携フォーラム OACIS

IT連携フォーラムOACIS
第20回シンポジウムプログラム
「スマートフォンとメディア処理技術」

シンポジウム概要

開催日:平成23年7月1日(金)
開催場所:大阪大学中之島センター 10 階 佐治敬三メモリアルホール
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-3-53
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/index.php
参加対象:OACIS会員
OACISへの入会を検討する企業・団体の方
その他の参加希望者(ただし席数に限りがあります)
主催:大阪大学 IT連携フォーラムOACIS
共催:大阪大学大学院情報科学研究科
協催:社団法人日本能率協会
参加費:無料
参加申込書:会員企業用 参加申込書(XLS版PDF版
入会検討企業(会員外)用 参加申込書(XLS版PDF版
上記の参加申込書に必要事項を ご記入の上、6月20日(月)6月24日(金)17:00(延長しました)までにメール (registration_symposium20) ないしはFAX (06-4797-2051) で返送願います。
※第20回シンポジウムは終了しました。シンポジウム報告書をこちらからご覧になれます

シンポジウムプログラム

13:00〜
13:25
平成23年度 OACIS総会
13:25〜
13:30
休憩
【シンポジウム 第1部】
スマートフォンとメディア処理技術
挨 拶(テーマ趣旨説明)
13:30〜
14:20
講演T「プログラミング環境から見たiOS」

京都産業大学 教授(大阪大学 招聘教授) 荻原剛志 氏
14:20〜
15:10
講演U「進化を続けるアンドロイドのメディア処理技術とこれから」

シャープ株式会社 通信システム事業本部 グローバル商品開発センター 第1ソフト開発部 参事 仲林次郎 氏
15:10〜
15:30
休憩
15:30〜
16:20
講演V「進展するスマートフォン化と携帯電話のサービス・インタフェース」

NTTドコモ 先進技術研究所 主幹研究員 稲村浩 氏
16:20〜
17:10
講演W「モバイル環境における位置情報の利用」

大阪大学 大学院情報科学研究科 教授 東野輝夫 氏
【シンポジウム 第2部】
自由討論会
17:10〜
19:00
自由討論会

講演概要

近年、スマートフォンの普及が著しい。スマートフォンはモバイル環境で多様な機能を提供するプラットフォームとして期待されるが、どのようなメディア処理技術がどのように組み込まれていくかは、今後のモバイルサービスを知る上で重要な課題である。本シンポジウムでは、第一線の技術者のご講演を通して、スマートフォンの基本を明らかにするとともに、応用が期待されるメディア処理技術とその応用サービスについて、現状と展望を明らかにする。

講演T「プログラミング環境から見たiOS」

京都産業大学 教授(大阪大学 招聘教授) 荻原剛志 氏

iPhoneやiPadのOSであるiOSは、Mac OS Xと共通の基盤を持ち、ともに Objective-C言語でアプリケーション開発を行う。Apple社はObjective-Cのランタイム環境の大幅な刷新を繰り返しているが、ユーザプログラムにはほとんど影響を与えていない。このあたりに、Apple社が独自の言語にこだわる理由がありそうである。一見、奇妙に見える言語、Objective-Cのプログラミングを中心に話す。

講演U「進化を続けるアンドロイドのメディア処理技術とこれから」

シャープ株式会社 通信システム事業本部 グローバル商品開発センター 第1ソフト開発部 参事 仲林次郎 氏

進化を続けるアンドロイドのメディア処理技術について、アンドロイドに標準搭載される技術と、ワンセグ、家電連携、3D等独自に開発をした技術、及びこれからについて、実際の端末開発における取り組みをメーカの立場から紹介する。

講演V「進展するスマートフォン化と携帯電話のサービス・インタフェース」

NTTドコモ 先進技術研究所 主幹研究員 稲村浩 氏

最近のスマートフォンシフトに関してのオペレータから見た動向,ユーザインターフェースの動向,マルチドメイン端末、端末ログ利用、AR、3D関連など新たな取り組み,11年ドコモ端末の取り組み例等について等を紹介する。

講演W「モバイル環境における位置情報の利用」

大阪大学 大学院情報科学研究科 教授 東野輝夫 氏

近年、都市環境に設置された多数のセンサ群と人や車が所持する小型携帯端末、ユビキタスネットワーク、クラウドを横断的かつ包括的に活用し、環境負荷が少なく安心・快適に生活できる都市基盤の実現(都市のスマート化)を目指した様々な研究開発が進められている。当該街区のリアルタイムな人や車の位置や動きを利活用することで、より高度な交通事故防止、配送計画、信号制御、エネルギー排出量の抑制などが可能になると考えられる。本講演では、モバイル環境における位置情報の利活用に関する現状と展望を紹介する。