第34回技術座談会開催のご案内
「錯覚利用のインタフェース：新しい感覚提示への展開」

技術座談会は、OACISの活動の一つで、特定のテーマについて議論するもので、月に1回程度開催します。大学側からは1ないし2研究室の研究内容を紹介し、大学と企業の連携について自由な議論をする場です。より議論を深めるため、小規模の参加者で行います。 　第34回技術座談会は、「錯覚利用のインタフェース：新しい感覚提示への展開」をテーマに開催します。人間の感覚に働きかけるインタフェース技術として身近なものにはテレビやステレオなどがあります。これらは人間の感覚の特性を利用することで技術的に実現されており、一種の錯覚を利用した感覚提示であるといえます。バーチャルリアリティ技術の開発や人間の感覚研究を通してさらにこうした錯覚をより積極的に利用することで今までにない新しい感覚を伝えることができるようになりました。当研究室の研究なども交えてご紹介します。 講師： 大阪大学大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 教授 前田 太郎 内容： 「錯覚利用のインタフェース：新しい感覚提示への展開」 錯覚とは「実際とは異なる知覚を得てしまう現象」ですが，幻覚や知覚異常とは異なり，万人に共通する正常な脳の働きの結果です．この現象を利用することで 物理的な制約のために従来は有り得なかった様々な感覚提示を実現することができます． 今回は 押されていないのに体が傾く「平衡感覚の錯覚インタフェース」 滑らかな面を凸凹に感じる「なぞり触覚の錯覚インタフェース」 触っている内にいろんな形に変形する「輪郭触覚の錯覚インタフェース」 手の中にあるものが自分を引っ張る「引力錯覚のインタフェース」 などを紹介します． 開催 日時： 平成19年6月22日（金） 座談会 15:00〜17:00 懇親会 17:00〜18:00 個別の議論の場として懇親会を開催しますので、こちらへのご参加もよろしくお願いします。 場所： 　座談会：大阪商工会議所 地下1階 2号会議室 　懇親会：大阪商工会議所 地下1階 2号会議室 　(http://www.osaka.cci.or.jp/Shoukai/Map_Tel/shozaichi.html) 　(〒540-0029　大阪市中央区本町橋２番８号) 参加対象： ＩＴ連携フォーラムＯＡＣＩＳ（http://www.oacis.jp/）会員企業・団体に属する方および参加希 望企業の方。      **なお会場の都合上、参加は先着順30名とさせて頂きま す。 申し込み方法：     下記の内容をメールでregistration_zadankai34にご送付ください。 内容に関する問い合わせ先：     大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻　教授　前田 太郎（t_maeda）

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第34回　技術座談会
「錯覚利用のインタフェース：新しい感覚提示への展開」

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